よつば心理カウンセリングオフィス

2026.06.01

家族と距離をとるのは悪いこと?-梅雨にしんどいときのヒント

家族は大切な存在です。

だからこそ、「距離を置きたい」「少し離れたい」と感じたときに、罪悪感を抱いてしまう方も少なくありません。

「親なのだから大事にしなければ」
「パートナーを支えなければ」
「子どものためにもっと頑張らなければ」

そんな思いがあるほど、自分のしんどさを後回しにしてしまうことがあります。

距離をとりたくなるのは自然なこと

どんなに大切な相手であっても、一緒にいることで疲れてしまうことはあります。

考え方の違いが続いたり、気を遣い続けたり、自分の気持ちを我慢し続けたりすると、心は少しずつ消耗していきます。

そうしたときに「少し距離をとりたい」と感じるのは、相手を嫌いになったからではなく、自分を守ろうとする自然な反応であることが少なくありません。

距離をとることと関係を壊すことは違う

「距離をとる」という言葉から、絶縁や別居のような大きな変化をイメージする方もいます。

しかし、実際にはもっと小さな形の距離もあります。

例えば、

  • すぐに返事をしなければと思わない
  • 一人で過ごす時間を意識して作る
  • 話題によっては深入りしない
  • 相手を変えようとすることを少し手放してみる

こうした工夫によって、心の負担が軽くなることもあります。

距離をとることは、関係を終わらせることではなく、関係を続けるための調整である場合もあるのです。

梅雨の時期は特に気持ちが揺れやすい

6月は気圧や天候の変化もあり、気分が落ち込みやすくなる方が少なくありません。

普段なら気にならないことが気になったり、イライラしやすくなったりすることもあります。

そのため、この時期は「自分が弱くなった」と考えるよりも、「少し疲れがたまっているのかもしれない」と捉えてみることが大切です。

自分の回復も大切に

家族を大切に思う気持ちは、とても尊いものです。

一方で、自分自身の心の余裕がなくなってしまうと、相手に優しくしたくても難しくなってしまいます。

だからこそ、まずは自分を回復させること。

そのために必要な距離であれば、それは決してわがままではありません。

おわりに

家族との関係に悩んでいるとき、「離れたいと思ってしまう自分は冷たいのではないか」と不安になることがあります。

けれども、むしろ、これ以上傷ついたり傷つけたりしないために、心が必要としている調整のサインかもしれません。

大切なのは、無理を続けることではなく、自分と相手の双方にとって無理の少ない関わり方を探していくことではないでしょうか。

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