2026.08.31
夏休み明け、「学校や仕事に行きたくない」と思ったら
長い夏休みが終わり、いつもの生活が戻ってきます。
「学校に行きたくないな」
「仕事に戻るのがつらいな」
そんな気持ちになっていませんか。
朝起きたときから気持ちが重かったり、前の日から憂うつになったりすることもあるでしょう。
でも、まず知っておいてほしいことがあります。
「行きたくない」と思うこと自体は、悪いことではありません。
長い休みのあとだから、しんどくなる
夏休みの間は、普段とは違う生活をしていた人も多いでしょう。
朝ゆっくり起きたり、好きなことをする時間が増えたり、学校や仕事の人間関係から離れて過ごしたり。
そこから急に、決まった時間に起きて、集団の中に戻り、仕事や勉強をする生活が始まります。
その変化がしんどいのは、ある意味では自然なことです。
でも、「みんな普通に行っているのだから、自分も頑張らなくては」
と考えて、余計につらくなることってありますよね。
「行きたくない」の中身は人それぞれ
「学校に行きたくない」「仕事に行きたくない」と思ったとき、その理由は1つとは限りません。
疲れているのかもしれません。
人間関係が気になっているのかもしれません。
勉強や仕事についていけるか不安なのかもしれません。
あるいは、はっきりした理由はわからないけれど、とにかく気持ちが重いということもあります。
だから、すぐに「どうして行きたくないの?」と答えを出さなくても大丈夫です。
まずは、
「今、行きたくないと感じているんだな」
と、自分の気持ちに気づいてあげるだけでもいいのです。
「明日から元気に!」でなくてもいい
長い休みのあとに、いきなり元のペースに戻す必要はありません。
できることから少しずつで大丈夫です。
「明日はとりあえず起きてみよう」
「学校や職場まで行けたら、それで十分」
「今日は1日を終えることができればいい」
そんなふうに、目標を小さくしてみるのも1つの方法です。
100点のスタートを目指さなくてもいいのです。
それでも、つらさが強いときは?
「行きたくない」という気持ちが何日も続く。
学校や仕事のことを考えるだけで、強い不安や苦しさが出てくる。
眠れない、食べられない、体調が大きく崩れている。
そんなときには、「もう少し頑張れば何とかなる」と1人で抱え込まないでください。
家族や、学校なら先生、スクールカウンセラーなど、職場なら信頼できる同僚・上司・産業医や相談窓口など、誰かに「今、ちょっとしんどい」と伝えてみることも大切です。
「助けてほしい」と言うほどではないと思っていても、話してみていいのです。
9月は、立ち止まってもいい月
9月になると、世の中全体が「さあ、また頑張りましょう」という空気になるように感じることがあります。
でも、人の心や体がカレンダー通りに切り替わるわけではありません。
夏休みの終わりに気持ちがついていかなくても、不思議なことではありません。
今すぐ元気にならなくてもいい。
今すぐ答えを出さなくてもいい。
まずは、自分が少し楽になれる方法を探してみませんか。
そして、もし「つらい」が大きくなっているなら、1人で抱え込まず、誰かに話してください。
あなたが休むことも、立ち止まることも、助けを求めることも、決して悪いことではありません。