2026.07.01
自分を知る時間にもできます―夏休みのヒント
夏休みが近づくと、楽しみな予定を考える人もいれば、「あっという間に終わってしまいそう」と感じる人もいるかもしれません。
宿題や部活動、習い事などで忙しい人も多いでしょう。
もちろん、それらも大切です。
でも、この夏は「自分を知る時間」を少しだけつくってみませんか。
学校では、毎日たくさんの役割があります
学校では、授業を受けたり、友達と過ごしたり、集団生活のルールを守ったりと、毎日たくさんのことをしています。
周りに合わせたり、気を遣ったりする場面も少なくありません。
それは成長に必要な経験ですが、その一方で、自分の気持ちをゆっくり感じる時間は意外と少ないものです。
だからこそ、長い休みは少し立ち止まるチャンスでもあります。
「好き」が見つからなくても大丈夫
「将来の夢は?」
「好きなことは何?」
そんな質問に答えられなくて、不安になる人もいます。
でも、すぐに答えが見つからなくても大丈夫です。
大切なのは、「好きなことを見つけること」よりも、「ちょっと気になる」「やってみたい」と思う気持ちに気づくことです。
好きな本を読んでみる。
気になっていた場所へ行ってみる。
絵を描く、音楽を聴く、体を動かす。
小さなことでも、それは自分を知るきっかけになります。
人と比べなくていい
夏休みになると、SNSなどで友達の楽しそうな様子を見ることもあるでしょう。
すると、「自分は何もできていない」と感じてしまうことがあります。
しかし、誰かと同じ夏休みを過ごす必要はありません。
自分が「楽しかった」「落ち着いた」と感じられる時間は、人それぞれ違います。
自分に合った過ごし方を見つけることも、大切な経験です。
夏休みが終わるころに
夏休みが終わるころ、「すごいことができた」と思えなくても大丈夫です。
「こんなことが好きだった。」
「こういう時間が落ち着く。」
そんな小さな発見が一つでもあれば、それは自分を知る大切な一歩です。
おわりに
夏休みは、勉強や部活動だけでなく、自分自身と向き合うことができる貴重な時間でもあります。
忙しい毎日の中では気づかなかった「好き」や「心地よい」と感じることに出会えるかもしれません。
カウンセリングでは、「自分が何を感じているのかわからない」「何が好きなのかわからない」というご相談を受けることがあります。
自分を知ることは、特別なことではありません。日々の小さな気づきを大切にすることから始まります。
この夏、皆さんにとっての「自分らしさ」をちょっぴり探してみませんか。