よつば心理カウンセリングオフィス

2026.08.01

「いい人」ほど、夏休みが苦手なことがあります―おとなの夏のヒント

夏休みと聞くと、楽しい予定や旅行を思い浮かべる人もいるでしょう。

一方で、この時期になると何となく気持ちが重くなる人もいます。

特に、周りの人を大切にする「いい人」ほど、その傾向があるように感じます。


夏休みは「やること」が増える季節

夏休みになると、

  • 実家に帰らなきゃ
  • 親に顔を見せなきゃ
  • 子どもの予定を立てなきゃ
  • 家族サービスしなきゃ

と、「○○しなきゃ」が増えることがあります。

もちろん、家族を大切に思う気持ちは素敵なことです。

しかし、「今年の夏、自分は何をしたい?」

と聞かれると、答えに詰まってしまう人も少なくありません。


自分のことを考えるのが苦手になっている

周りの人を優先することが習慣になると、自分の気持ちを後回しにすることにも慣れていきます。

相手が喜ぶことは思いつくのに、自分が楽しめることはすぐに出てこない。

これは、自分勝手だからではありません。

むしろ、周りを大切にしてきた人ほど起こりやすいことです。


「やりたいこと」がなくても大丈夫

「自分のために生きよう」

と言われても、すぐには難しいかもしれません。

長い間、自分よりも周りを優先してきた人にとっては当然のことです。

だから、この夏は大きな目標を見つけようとしなくても構いません。

例えば、

  • 自分のためにお茶をいれる
  • 本屋をぶらぶらしてみる
  • 気になっていたゲームをやってみる
  • スマホを置いてひとりカフェ

そんな小さなことでも十分です。

「これ、意外と好きかもしれない」

そんな気づきが、自分を取り戻す第1歩になることがあります。


自分を大切にすることは、わがままではない

家族のために時間を使うことも大切です。

しかし、自分の心の余裕がなくなってしまうと、優しくしたい相手にも優しくできなくなってしまいます。

だからこそ、自分のための時間を持つことは、決してわがままではありません。

むしろ、周りの人との関係を長く続けるために必要なことでもあります。


おわりに

夏休みは、家族や周りの人との時間が増える季節です。

もちろん、「この夏はとにかくみんなのために乗り切って、秋になるのを楽しみに待つ!」やりかたもアリですよね。

でも、もし今年の夏、「やらなきゃいけないこと」ばかりが頭に浮かぶなら、1度だけこんな問いを自分に向けてみてください。

「私は、この夏に何をしたいだろう。」

すぐに答えが見つからなくても大丈夫です。

その問いを持つこと自体が、自分の人生を自分のものとして生きるための、小さな1歩なのかもしれません。

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